ある日のこと、一本のお電話をいただきました。
「宿泊の予約をしたいんですが、実はBirthで 彼女にプロポ―ズをしようかと考えているんです・・・。サプライズの協力をしてもらえますか?」
人生の大切な瞬間をBirthで、と考えて下さったお気持ちに精一杯お応えしたい!
それからお客様のご要望お伺いし、サプライズを練り、スタッフとのミーティングを重ねました。
そして迎えた当日・・・スタッフもドキドキですが、一番緊張していらっしゃるのはご依頼されたT様でしょう。何しろ男性にとっては、結婚式より緊張するとも言われるプロポーズの日です。
チェックイン後しばらくしてから、お二人をオープンテラスのテーブルにご案内します。
夕陽が沈むまでこちらで、シャンパンを楽しんでいただきましょう。
その間にもビーチではスタッフによる準備が進められています。
だんだん海に陽が落ち始めました。
その頃 BirthのテラスではT様がシャンパンをかなり早いピッチで召し上がっています。
スタッフのさりげない合図の後に「電話をかけてくる」と彼女を一人残して外に出るT様。
なかなかお席に戻らないT様をご心配され始めたタイミングで、スタッフが彼女に
「ビーチでお待ちです」とお声をかけます。
T様の待つビーチに、彼女をエスコートさしあげます。
この時、初めて彼女はプロポーズサプライズにお気づきになり、目には涙が・・・
選曲は
『Marry you』 ブルーノ・マリ
さあ、あとはおまかせしましょう。
お二人をビーチに残したまま、スタッフはヴィラに戻り、お部屋をフラワーデコレーション。
メッセージ付きのケーキもお部屋にご用意して、お帰りをお待ちします。
ビーチのT様から、プロポーズ成功の合図が送られてきました!!
お帰りになったお二人をヴィラの玄関でフラワーシャワーでお迎えして、
T様、彼女様、スタッフ全員が涙涙・・・
こんな瞬間に立ち会わせていただき、感動の嵐が・・・
Birthの目の前には、サンケーバンタと呼ばれる、村人が大切にしている小さな御嶽があります。
翌日の朝、お二人は その御嶽の前に坐り備瀬の神様に ご報告をされいていました。
備瀬のフクギに宿る精霊達もお二人の幸せを見守っていることと思います。備瀬を、Birthを第二の故郷と思って、またいつでもお帰りくださいね。
T様 M様 素敵な瞬間を共有させていただき、本当にありがとうございました。